文章を発表した後で他の人に間違いを指摘されることは避けたいものです。つまらない間違いが残っていると、せっかくの文章がだいなしになることもあります。書き手が自分の文章を校正するにはちょっとしたコツがあります。
- 削除したつもりなのに残っている文字や句読点やフレーズがないかどうかチェックしましょう。特に何度も書き直しをすると、取り残された「かけら」が残っていることがあります
- 受動態を使いすぎていないかどうかチェックしましょう。 すべての動詞のうち80%以上が能動態であることが目安です。
- センテンスの長さにバリエーションを持たせましょう。時おり短い文章があるとインパクトがあります。長過ぎるセンテンスは分割しましょう。
- 主語と動詞の単数形複数が合っているかチェックしましょう。単数の主語には単数形の述語、複数の主語には複数形の述語が必要です。
- センテンスが大文字で始まっているかどうかチェックしましょう。
- 適切な場合にキャピタライゼーションができているかどうかチェックしましょう。
- 句読点に注意を限定して読み返しましょう。句読点の目的は文章をわかりやすくすることです。
- 文章の流れに注意を限定して読み返しましょう。必要であれば位置の入れ替え、加筆、削除をします。
- スペリングに注意を限定して読み返しましょう。
- 最後に、声に出して読み返しましょう。しっくりしないフレーズや同じ言葉の過度の繰り返し、わかりにくいセンテンスなどをキャッチすることができます。